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米東海岸のメーン州からノースカロライナ州にかけての沿岸で死んだザトウクジラの数が例年を大幅に上回り、米海洋大気局(NOAA)が27日、ほぼ10年ぶりに「異常死事象(UME)」を宣言して調査に乗り出した。
 
米海洋哺乳類保護法では、海洋哺乳類の予想外の漂着や大量死が発生し、即時対応が必要な状況を異常死事象と定義している。
 
ザトウクジラについては2003年と05年、06年にも異常死事象が宣言されていた。いずれも原因は特定できていない。
 
2016年に同地域で死んだザトウクジラは41頭。NOAAの統計によると、2000~2015年にかけては年間平均で14頭にとどまっていた。2017年に入ってからは、4月24日までに15頭が死んでいる。
 
NOAAが昨年死んだクジラ41頭のうち20頭について調べた結果、10頭は船舶に衝突したとみられる傷跡が体に残っていた。
 
クジラが船舶の航行ルートに近付いた原因は多数考えられるが、船舶の交通量が増えているわけではないとNOAAの専門家は指摘。大量死は餌の捕食と関係がありそうだと推測し、「ザトウクジラが獲物を追いかけて、特定の場所に密集しているのかもしれない」と話している。
 
NOAAではデータの収集や分析を進めるとともに、環境や生息地の状況を調べ、人がクジラの生存を脅かす状況についても調査する。
 
ザトウクジラは最近になって絶滅危惧種の指定が解除されたものの、引き続き海洋哺乳類保護法に基づいて保護されている。
 
米国で1991年に制度ができて以来、さまざまな哺乳類について異常死事象が宣言された回数は63回に上っている。

ソース: http://www.cnn.co.jp/fringe/35100518.html


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