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まだ10代の高校生にして、がん闘病のためここ1年は通学もほぼできず入院生活を続けていたエボニー・バンクスさん。しかし“ビヨンセの大ファン”である彼女に下された診断は「すでにステージ4」。

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余命わずかな彼女の夢を叶えようと決意した友人達は、エボニーさんのニックネーム「Ebob」を用い、“#EBOBMEETSBEYONCE(Ebobはビヨンセに会う)” とSNSに書き込み一気に拡散。

それがビヨンセに届くことを信じて書き込みを続けた末に、ビヨンセからエボニーさんに連絡がありビデオ通話を楽しむことができた。最後の夢を叶え喜んだエボニーさんは、その数日後に息を引き取ったという。


ステージ4のがんと闘いつつ、余命が短いことを意識していたエボニー・バンクスさん。そんな彼女のために高校は一足早く院内で卒業式を開催。

一方で家族と友人達は「どうにかしてビヨンセに会わせてあげたい」との一心でSNSに“#EBOBMEETSBEYONCE(Ebobはビヨンセに会う)” と書き込みを続けた。

それを機にエボニーさんの存在を知ったビヨンセは心を打たれ、FaceTimeを使って彼女に連絡。優しい笑みを浮かべ手を振りながら、病床のエボニーさんにこう語りかけた。


「あなたのことを、愛しているわ!」

そんなビヨンセの優しさに、高校側も友人達も強く感動。そして弱っていたエボニーさんにとっても大きな力になったはずであったが、数日後の今月26日にエボニーさんはついに力尽き息を引き取ったという。

「いつかは大学に進学したい。そして小児科の看護師になって、がんで苦しむ子供達を救いたい。」

そんな夢を持ち病と闘ったものの、夢を叶える前に若くして他界したエボニーさん。彼女の早すぎる死を悼み、高校では友人達が集いキャンドルに火をともして冥福を祈ったという。彼女を最後の瞬間まで愛し見守ったご遺族や関係者の悲しみが一日も早く癒えるよう、心よりお祈りしたい。

ソース: 
http://news.livedoor.com/article/detail/12859709/


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