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「ナイスボール!」。活気あふれる声を響かせ、キャッチボールの距離を広げていく。どこにでもある野球部の光景だが、声が野太くない。秀明八千代には、女子のチームがある。

 昨年4月に千葉県内初の女子硬式野球部としてスタートしたばかり。「千葉県で女子野球をやっている子が多い」(堀江大典監督)。もともと、中高一貫の同校で中学の軟式野球部を指導していて、そう感じていた。

 一方で、女子が高校で野球に打ち込む環境は厳しい。中学校までは男子に交じってできたが、公式戦出場が認められていない。全国高校女子硬式野球連盟に加盟している学校が23校にとどまるなどチームは少なく、高校でソフトボールに移行する選手もいたりする。そんな中で受け皿にと、学校などに働きかけて寮も備えて創部したのだ。

 「みんな同じ学年なので、言いたいことも言える。仲良く練習もしっかりやっている」と横山夕主将。15人が所属。中学野球部が使っていたグラウンドを改修してもらい、内野を照らせる照明やブルペンもある。外野の右翼側は60メートルと狭いが、培った打力で柵越えを放つ選手もいるという。実戦機会も多く、高校規模の大会はもちろん、大学生や社会人とのリーグ戦にも参加する。監督は「平均すると小学校低学年から始めていて、野球をすごい知っている。最初から野球になった」と明かす。

 「甲子園の選手を見てかっこいいと思った」と目を輝かせたのは鎌田乃愛。「プロとか代表になりたくて、ここならいっぱい練習や試合の経験も積めるので選んだ」と将来も見詰めて入学してきた。中学時代は男子のシニアでプレーしていた高安美由希は「当たったら痛いけど、打球は飛ぶし楽しい」と笑った。

 始動から1年になる。横山主将は「チームプレーでみんなで協力してできると達成感がある。最初は女子のチームとしても、硬式をやることも結構不安だったけど」。目標は3年生になった時に、夏の選手権大会で日本一に輝くこと。白球に青春をかけているのは男子だけでない。


ソース:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00010005-chibatopi-l12

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