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◇東京五輪に備え


 千葉市は夏から、コンビニエンスストアで販売される成人向け雑誌の表紙の過激な表現や写真をフィルムで隠す事業を始める。子供への配慮のほか、2020年東京五輪・パラリンピックで外国人旅行客が増えるのを踏まえ、地域のイメージダウンを避けるのが狙いだ。

 
市によると、子供の健全育成などに関する協定を結んでいるセブン-イレブンの市内12店舗で、モデル事業として8~9月をめどに始める予定。千葉県青少年健全育成条例が定める「有害図書」にあたる雑誌などの表紙を、雑誌のタイトルは見える状態で中央部3分の1程度を色付きフィルムで覆うことを検討している。新年度予算案にフィルム代など39万円を計上した。まず約2カ月続け、店舗から売り上げへの影響や客から寄せられた意見を聞き取るという。

 同様の取り組みは堺市がすでに実施。昨年3月にファミリーマートと「有害図書類を青少年に見せない環境づくりに関する協定」を結び、12店舗(13日現在)で幅12センチの緑色フィルムで隠している。これに対し、日本雑誌協会と日本書籍出版協会は昨年4月、「過剰な規制で、図書選択の自由を阻害している」などと指摘する声明を出した。堺市には昨年8月末ごろまでに「子供と一緒に(コンビニに)行く時に気になっていた」など賛成26件、「(この取り組みに)税金を使わないでほしい」など反対意見が6件あったという。

 千葉市の幕張メッセ(同市美浜区)では五輪・パラリンピックで計7競技が開催される予定。熊谷俊人市長は13日の記者会見で「表現の自由や選択の自由と、青少年の健全育成とのせめぎ合い。市民や利用者のご意見を踏まえて本格実施するか判断する」と述べた。

 日本雑誌協会の担当者は毎日新聞の取材に「千葉市の担当者から取り組みの内容を聞き、対応を検討したい」としている。

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000008-mai-soci
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