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昨年1年間に県内の警察署などに拾得物として届けられたドローンは29機で、一昨年に比べ大幅に増えたことが、県警のまとめで分かった。このうち、落とした人の元に戻ったドローンは1件のみで、“迷いドローン”の大半は持ち主が名乗り出ていない。規制法の施行でドローンの飛行区域が制限されたため、「飛行場所をあれこれ詮索(せんさく)されるのを嫌ったのでは」との推測も出ている。

 県警会計課がまとめた拾得物と遺失物の状況によれば、平成28年に届けられた拾得物は70万9341件で27年に比べ2万5615件増えた。遺失物の届け出は17万8607件で同2122件増だった。

 ドローンの落とし物は、一昨年の9機から一気に29機も届けられた。最も多かったのは成田空港署の6機で、いずれも空港内で箱に入ったままだったという。千葉西署の5機が続く。同課では、ドローンの普及に伴い急増したとみているが、「禁止場所で飛ばしていたやましさから持ち主が現れないのかもしれない」と、27年12月の改正航空法施行により飛行ルールが定められたことが影響したとの見方も出ている。

 届け出のあった遺失物で最も多かったのは、キャッシュカード類(7万3289点)。以下、財布(4万3370点)、健康保険証類(3万6935点)と続く。

 拾得物では、ハンカチやタオル類が9万2187点、傘の5万8945点、プリペイドカード類(5万4610点)が多かった。

 現金の遺失は計約13億7600万円。一方で拾得は5億1500万円となった。100万円以上の高額現金の拾得は14件あり、最高額は昨年1月、千葉中央署管内の飲食店で発見された約850万円。店員が交番に届け、無事落とし主の手元に戻った。高額の落とし物は軒並み持ち主の元に戻り、同課は「優しい県民性が表れている」と分析する。

 このほか、習志野署でモモンガ、千葉西署でハリネズミ、船橋署でフクロウなどの生き物が届けられた。モモンガとハリネズミは持ち主が現れず、拾い主が引き取ったという。フクロウは野生であることが分かったため、間もなく放鳥された。

 佐倉、香取署など6署では、脱走したとみられるヤギなど計6頭が届けられている。例年通り動物の骨壺、位牌(いはい)などの拾得物もあった。

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170203-00000004-san-l12

管理人コメント:飛行禁止区域で飛ばすとか、盗撮的な利用とか・・・名乗り出れない理由はいろいろありそうですね。

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